What is your religion?(あなたの宗教はなんですか?)って聞かれたら!
こんばんは。
オロチです。
ちょっと、宗教について考えてみたいと。
私を含め、日本人のほとんどが、あまり宗教を必要としていませんよね。
正月の神社への参拝。
お盆の墓参り、あるいは、お葬式。
クリスマスパーティ。
ぐらいですか、我々が、宗教について、少し意識するのは。
さらに、宗教を胡散臭い、と思うのは、私だけだはないと思います。
では、海外はどうでしょう?
例えば、タイ。
熱心な仏教国であるタイでは、仏教徒の男子はすべて出家するのが望ましいとされてお
り、成人するための儀式でもあるようです。
また、ピー信仰というものがあり、
日本で言う、霊、妖怪、小さき神々の総体として存在し、
人々の生活を守護すると同時に、不敬な行いに対しては祟ることもある。
また、自然霊、悪霊・浮遊霊のようなイメージもあり、妖怪のような性格を持つ。
このピー信仰が、仏教と融合されタイの宗教となっています。
さらに、フィリピン。
こちらはアジア唯一のキリスト教国。
熱心なカソリック教信者が多く、日曜日には、家族で教会に参拝する。
フィリピンでも、幽霊やお化けにまつわる迷信の類が多く伝承されており、このアミニ
ズムが、カトリック化したフィリピン社会に溶け合って、独特の様相となっている。
みなさん、タイやフィリピンの人から
What is your religion?(あなたの宗教はなんですか?)
と聞かれれば、なんと答えますか?
注意すべきことは、信仰していないとか無神論者だ、と言い切ってしまうことです。
無神論ということは、神の存在の否定であり、質問してきた相手が信仰している神をも
否定してしまうことになるからです。
日本の場合は、いかがでしょう。
ちょっと前まで、自然物や自然現象を神格化した神がいた。
古代の日本人は、山、川、海中の島、巨石、巨木、神の顕現と思われるような動物・植
物などといった自然物、鏡や剣のような神聖な物体、火、雨、風、雷などといった自然
現象の中に、神々しい「何か」を感じ取った。
それが、八百万の神々です。
しかし、戦後の高度経済発展と、迷信は差別に繋がるという日教組教員による教育によ
り、八百万の神々は消えてしまった。
私が、タイやフィリピンを愛する理由の一つに、いまだに庶民の生活の中に、自然や目
に見えないものに対する、畏怖の念が残っていることにあるのかもしれません。
それでは、日曜の夜、明日に備えてゆっくりおやすみください。
おやすみなさい。
バッシっとお願いします🙇