イカレタ大統領に殺される国民を、ギャングが助けているブラジル⁉
ブラジルの現状
日本時間の4月1日現在、感染者数5,717人、死者数201人(致死率3.5%)となりました。
ちなみに日本は、感染者数2,178人、死者数56人(4月1日12時時点)
〇 ブラジルでは挨拶として、ハグやキス、握手をする習慣があります。
〇 ブラジルでは骨付きの鶏肉やサウガジーニョと呼ばれる軽食など、手で食べる料理も多くあります。また、友人や家族で料理をシェアしたり、飲み物を回し飲んだりすることも一般的です。
〇 手洗いやうがいのような基礎的な予防医療に対する知識や意識は低い。
〇 無保険の人が多く、医療費が高額である。
〇 ブラジルは高齢化社会。
〇 ブラジルの糖尿病患者数は1500万人とされ、世界のワースト4位、日本の5倍近くの人数になります。
〇 成人の1/3が肥満などが原因で高血圧。
ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領の対策
〇 新型コロナウイルスは「ちょっとした風邪」にすぎないと一蹴し、国民に働いて経済を動かし続けるよう呼びかけている。
〇 ロックダウン(都市封鎖)にも反対で、自らの支持者に対して「私たちはみな、どうせ死ぬのだ」と語った。
〇 最近では、他国で行われている外出制限等に触れ、「大量監禁」だと批判した。
〇 「ウイルスは存在する。私たちはそれに立ち向かわなくてはならない。男らしく戦おう。子どものようにふるまうのはやめよう!」
(Newsweek)
完全にイカレテルでしょう、ブラジル大統領ジャイル・ボルソナロ!
それに対して、
見捨てられたブラジルのスラム街ーシティ・オブ・ゴッド(神の街)では、
「神の街」を仕切るギャングのリーダーらは、住民たちにこう呼びかけている。
「8時半以降、夜は家から出るな」
「門限時間をすぎてから、もし街でみつけたら容赦しない」
政府が感染対策を「何もしない」ため、地元のギャングが対策に介入することとなった。
シティ・オブ・ゴッドは、大都市リオ市内に約1000ヵ所もあるファベーラの一つにすぎず、ファベーラ全体の人口はリオの総人口のおよそ20~25%。約150万人もが生活していると言われている。
サンタマルタというファベーラでは、ギャングが住民たちへ石鹸を配り、「外出から地元(ファベーラ)に戻ってくるときは、必ずコミュニティの入り口にある公共の水の供給場所で手を洗うこと」と指導した。
ファベーラの家の多くは、コンクリートのブロックやレンガで壁を作りトタン屋根を付けたもの。ワンベットルームの小さな家に4~6人が暮らしていることもしばしば。もし家族の誰かがウイルスを持ち帰れば、瞬く間に家族内で感染が広がる可能性が高い。
映画「City of God」
1960年代から1980年代にかけてのリオデジャネイロ、中でも貧困にあえぐファヴェーラと呼ばれるスラム地域を舞台にした、強盗、麻薬ディーラーなどをして金を稼ぐモレーキ(ストリートチルドレン)たちの抗争が、実話を基にして描かれている。
2004年アカデミー賞において監督賞など4部門にノミネート。
その他多数の映画祭で数々の賞にノミネート、受賞。
今度、この映画借りよ。
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